「Chelseaより、こんにちは!」

Londonでの子育てや日々のいろいろ旅行などをつづっていこうと思います。

Birthday Party @Claridge's ロンドンのお金持ちの子供4歳のお誕生日パーティ

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 昨日は、香港出身のメガリッチな夫婦の一人息子の4歳のお誕生日会でした。下の子の幼稚園が一緒なので、(あちらのお母さんと一回しかお話したことないのに)招待してくれました。こちらはクラス全員ご招待が基本です。

 

クラリッジスは、ロンドンの中でも格調高く、ナポレオン3世の妻とか、戦時中の欧州の王族が長期滞在したとか、まぁそういう方々から長年愛されてきたホテルという風に言われています。

 

4歳の男の子のお誕生日は、そのホテルのボールルーム2部屋を3時間貸し切りにしてて、トランポリン風のおもちゃとか、凄腕のフェイスアートのアーティスト(シルクドソレイユのメイクをしてそうなプロアーティスト)や、綿あめやポップコーンのマシーンがひっきりなしにお菓子を作り続けていて、大人には上質なシャンパンが無限に注がれて、ビーフのタルタルやサーモンの口の中でとろける小さなおつまみ、揚げたてのほかほかシュリンプとディップとか、ホテルのスタッフが白手袋をつけて、まるで映画のワンシーンのように愛想よく配り続ける、そういう空間が広がっていました。

(遊具の搬入搬出考えたら2日くらい貸切ってるんじゃないかな。。。)

 

子どもたちをあやす道化にピエロにマジシャン、遊具のサポート、安全監視をするスタッフとかだけでも10人くらいいて、壁には巨大なきっとすごい価値がある名画が飾ってあって、幾重にも重なる重たそうなビロードのカーテンでデコレーションされた室内に、移動式遊園地が展開されているという感じです。なんというか、その空間、私には衝撃的過ぎました。子供たちも、大人もみんな全身ガラバーニ、グッチ、シャネル、ヴァレンチノディオール・・・みんなデザイナーズブランドをかっこよく着こなしてて本当に、自分のダサさに衝撃を受けました。

 

このお誕生日のホステスは、全身純白の長袖ブラウス風のドレスをまとったお母さん、香港人って背が高いのかな?わからないけど夫婦ともに背が高くて、結構おしりも大きくて、日本人からしたら二回りくらい大きい(私も162センチなのでそんなに小さくないのに)感じのカップルで、資本の差、将来性の差が、はっきりと示されるそういうパーティでした。去年『クレイジーリッチ』というアジア系の大富豪の日常生活を描いた映画を機内で視聴した。アジア人がダサく描かれていたけど、本当の中華系のお金持ちは、全然先を行ってる感じです。この香港人カップルはとてもかっこよかったです。

 

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極めつけは、ドキュメント映像を撮影しているMOVIE専用のカメラマンとスチールカメラマンが2名、ポーズとるとすかさず最適なポジションから撮影するという、阿吽の呼吸のプロカメラマンたち。もうどこの世界に紛れ込んだのかっていう感じのパーティでした。このお母さん、自分の理想を現実化させるためにお金をツールとして使っているというのがよく伝わってきた。

 

この9月から語学学校や身の回りの人たちがお金持ちすぎて、私もそろそろ本気でリッチな人生を築きあげるために行動しなさいよというサインのような気がしました。

 

家族のため、自分のために、大切なすべてのひとのためにと、また昨日も強く思ったのでした。