「Chelseaより、こんにちは!」

Londonでの子育てや日々のいろいろ旅行などをつづっていこうと思います。

テレ東のひろゆきと成田さんが回しているチャンネルで

参議院選挙でエリートサラリーマンを辞めて

立候補したものの落選した元女性候補者3人を

にインタビューする形式のYoutube番組を見たのですが、

ひろゆきも成田さんも日経新聞系というか、

話の閉じ方が大変に意地悪的だったことに残念に思った。

だって、ひろゆきはフランス、成田さんは米国に

住んでいて、日本の外の女性がどんな形で生活しているか

そしてどんだけ女性の社会進出が進んでいるか、

子どもたちがどんだけ社会に大事にされて、

どんだけ女性の政治家がテレビに出ていて、

若い女性の政治家もインタビューされテレビで放映されたり発言する映像が流れて

意見を述べる機会があるのも知っているくせに。

そして女性や子供だけでなく、障がいを持った方が、

ユーロスターで国境を超える車内の切符を確認をする仕事(日本でいう車掌の役目)

或いはお天気キャスターとしてテレビに出て解説をしていて、

或いは劇場でアクターとして、アーティストとして

活躍する場面が与えられているかを知っているくせに、

とても保守的な話のもっていきかたをしていて、

私はとても残念だったし、

怒りがこみあげてきてしまった。

 

女性が参政権を得てから50年経過しているのに

女性の政治家は6人ほどしか増えていない。

また衆議院議員は前回よりも人数が減っている

政治分野の男女間ギャップは146カ国中139カ国

こういった状況を、アジア圏やイスラム圏の文化的

女性のおかれた共通認識で地域的な根付いた価値観だと指摘。

そして上位の国ってヨーロッパ特に北欧くらいでしょ?と発言したり、

日本の女性はある意味、働かなくてもいいでしょ、働かなくても年金もらえるよね。

社会保険料や各種年金の支払い負担から逃げ切りたい女性たちにとっては余計なこと言わないで

という構図でしょ?と言われてもいた。

 

逃げ切りたいのは

1960年代生まれ以上の50代60代、

 

夫婦共働きできるような社会環境が整えられた

1990年代以下の世代とでは状況が異なっていて、

第二次ベビーブームであり、就職氷河期世代であり、

仕事を辞めなければ子育てが出来なかった世代である1970年代生まれの野現在30代後半から40代の子育て世代、日本社会を背負っているボリュームが大きい世代が一番社会保障の対象から

外されてきた。

親の世代や自分たちより下の世代、

そしてバブルに乗って大量採用された

仕事のできない上司の八つ当たり

使い捨ての駒にされてきた世代

この現役子育て世代は

世代間格差や男女間格差を放置された

意図的に政府や社会に置き去りにされてきた

世代。

この世代から政治家を目指す率というのは

大変高い気がしていて、

この世代は大して力もないのだけれど、

何かこれまでの関係性を破壊しよう、

これまでの因習を破壊しよう

そういう役割を持っている人たちが多いようにも

思っている。

 

 

特に女性の働き方のところで、

社会に出たい女性の選択肢を増やすことは

とても大事なんだけれど、政治分野や

帝京大学の学長や、

上場企業の社長に女性が1割も

いないことなど、日本の社会の土壌では、

女性が能力を発揮しにくい状況が続いています。

 

女性でも望めば、

社会とのかかわり、そして家族以外の他者との係りを通して

自己満足の範囲を超えて成長していくという欲求を満たすことが出来るのだと思う。

逆に家庭の中での働きは、現代社会においては、

女性が自己満足すら得ることは難しい

すでにそういう時代になりつつある。

社会に自分の居場所を望むときに望む形で

確立していくこと。

こういうことの大切さ、

職業観ではなく、

どのような価値観で今自分たちは生きていくのか、

底からの仕事観社会観といtt

自分有の価値観を確立するようなワークショップや

若いうちからロールモデルになりえそうな

多くの活躍する女性に出会うこと、

こういったことが意欲ややる気の維持に欠かせない

 

今の日本の教育は男性を育てるための教育であって、

女性がこの社会に組み込まれるためには男性化した

価値観や思考回路を獲得していくことが必要。

女性がありのままの自由な人間として

社会に参加できるほど、寛容な社会ではないし

男性の視線や態度もそれにきがつかないし

出来ればずっと気づかないでいたいと思っている。

そういう意図がちらちらした対談だったので

どうせこの対談もシナリオ通りなのだと

がっかりしたのだ。

日本社会特有の状況や

世代間の状況、

負担が多い世代の特徴

これまでの経緯、

これらを踏まえデータや数字で論破していく

そのための言葉の紡ぎ出しが

必要。