「Chelseaより、こんにちは!」

Londonでの子育てや日々のいろいろ旅行などをつづっていこうと思います。

中国人のママ

今日のナディアのお誕生日で、中国人のママとお話ししました。朝の送迎で何度か見かけた事があったので、ちょっと話しかけてみました。中国語のナマリが目立ちにくい英語を話していました。よく聞いたら大学生の頃から14年間こちらに暮らしているということでした。

どこからいらしたの?なにかお仕事してるの?という話になって色々聞いてみると、4年前に自分の会社を立ち上げた。ロンドン・パリ・欧州の主要都市にいくつかビルを持っている。お客さんは中国人?と聞くと欧州の現地でお仕事してる法人よ。たくさん物件を持っているから、よく出張に出かけているの、というお話。

会社を立ち上げる時に、どうやってスタートアップしたの?と聞いたら、最初にロンドンにあるアメリカの会社で働いて、大体分かったから独立したの、とのこと。


よく見たら、そのお母さんのGジャンの内側、全て白いミンクのリバーシブルになっていて、エコファーかなと思った子供のコートもピンクのミンクでした。

中国本土から来ているお金持ちもいるけど、こちらでたくましく、会社設立してリッチになっている人もいるんだ。

中国本土だと競争も激しくなっているし、政治的な問題もある。政治家にコネがないと何事もスターとできないし、当然ワイロも要求されるだろう。優秀な中国人は本国よりは、すでに政治的法的に安定した都市で仕事を学んで、すぐ独立する方が近道なのでしょうね。それにしても逞しさが半端ないです。


だけどこのお母さん、ちょっと気になったのだけど整形顔だった。目と顔の輪郭に人工的な違和感がある。日本人もそうだけど、海外で豪腕奮っている女性経営者って、整形が多いような気がする。

実力も必要だけど、こちらでは身につけている靴やコート宝石などの装飾品は、自分の社会的信用力を示すものだから、意識的に高いものを身につけている。

そういうもので付き合うか否か、というか信用できるか否かを判断しているのだなと実感します。私もそういう視点になってきています。そして何より、良い服着ている人は自分で何かビジネスしている人が多いので、お話していておもしろいし、人生が充実しているような輝く瞳を持っている。整形していようがいまいが、この輝きは本物です。そして整形してでも美しい方がビジネスにとっては重要なのでしょう。やはり顔の美しさも重要なビジネスツールなのでしょう。