「Chelseaより、こんにちは!」

Londonでの子育てや日々のいろいろ旅行などをつづっていこうと思います。

雑談

今日のHayaのお誕生日で、子供たちが一通り食事を終えて、お遊びルームにマジシャンと移動した後、少し休憩しようとおおもって2Fに上がりました。そこに座っていた若い男の子が、「すみません、ちょっと下のお部屋が込み合ってたので、ここでゆっくりしていました。私はいとこです、何か飲み物、プロセッコでもいかがですか?」ときいてくれたので、プロセッコを頂きました。

 

私達、日本から来たのです、初めまして、という話からいろな話になって、ロンドンにくる直前まで日本で政治家をしていましたという話をしました。彼は19歳くらいかな、この9月にスコットランドの大学に通い始めて、文学を専攻していますという話をしてくれました。夏目漱石しっていますか?彼の文章はとても繊細で美しい。こちらの文化とは異なる方法で書かれているという風に話してくれました。

 

英国で夏目漱石の名前をこんな若いイギリス人から聞くとは思っていなかったのでちょっとびっくり。彼はlondonに留学をしたことがある、そして現在の日本に多くの影響を与えた人の一人というような話をしました。

 

日本人がイギリスに興味を持つように、英国人の一部の人は日本に興味をもっていて、hayaのおじいちゃん側の親族で30年前に日本に行った後、日本人と結婚して北海道大学で先生をしている人がいるのよとhayaのお母さんが話してくれた。

そして、今日お話しした19歳の子も、日本は英国とすべてが違う、とても興味深い国だという風に話をしていました。私が、去年大学院を卒業したので、日本の若い人がお友達でいます。若い人たちは異なる文化の人たちと経験を交換しあうことを欲しているから、もし日本に行くなら、その若い人たちを紹介しますと伝えました。

 

とても喜んでくれてメールアドレスも交換したし、私のつたない英語で、本当にいろんな会話ができて、うれしかった。日本の街づくりで東京の一部の場所は、ロンドンの照明・ライトアップの仕方や街づくりの方法をロンドンから学んだり、真似しているところがありますよという話をしたらとても驚いていました。

 

また、私がそういう街づくりの仕事をした後、子供産んで政治家になった話も興味深く聞いてくれて、とてもうれしかったです。

 

 最後に彼にこういう話をしました。

「私はよくロンドンに語学の勉強に来ている日本人の若い女性に言うんです。彼女たちは英語と日本語が話せるから、たまに子供たちのシッティングをしてもらうのですけど、いつも、『もし何もやりたいことがないなら、政治家やってみたらどうかな。女性は子供を育てることを通して、未来を創造することに深く関与しているのだから、未来選ぶ仕事、税金を何に使われているのか知り、これからは何に使うのかを選ぶ仕事、そういう未来を決定する仕事に携わるということは、人生の意義をより豊かにするものだともうよ。社会がどのように構築されるのか、その中で何を選ぶということは、あなた自身の哲学が問われることだから、人間的にも成長できる仕事だと思う。また困っている人を助け、そして政治家であるあなた自身も多くの人にサポートしてもらう。こういう経験はなかなかできるものではないよ、とそういうことをお伝えしているのです、だからもしあなたもチャンスがあれば、あなたも、政治家という選択肢を未来の選択肢の一つにいれておくというのも、悪くないと思いますよ」と。

 

 

 

そういうお話をしました。

最近思っていることを、こういう若い可能性に溢れた人にお伝えすることが出来て、今日は癒されたと同時に、自分の内面を表現する機会にも恵まれて、娘たちもとても喜んでくれて、本当に充実していたなと思います。

ありがとう。