宇宙から俯瞰するイメージがやってくる。
先日作業してたらJAXAの動画が再生されていた。
宇宙ステーションに滞在していた宇宙飛行士の方が撮影した
写真をスライド形式でコメントしながら見せてくれる動画
でした。
そこで宇宙飛行士の方のコメントの中に、
「地球から離れて、自然から離れて、
限られた無機質の空間で、生活している」
と仰っていました。
命で溢れた地球を懐かしく、いとおしく思っている気持ちが
伝わってきました。
私達にとってあたりまえの、木陰や風や、葉がぶつかり合う音、
日光、鳥のさえずり、虫の声、
そしてその下にある無数の小さな生き物、菌類やバクテリア
そういった命の絨毯の上に私たちは存在していて、
これは当たり前のことだけれど、当たり前ではない空間
なんだということを思い出したのです。
もし自分がどんなにつらくても、ここを去ってしまったら
そのいとおしいものとお別れしたことを、後悔するんじゃないか。
ずーっと今の自分から引きで、
宇宙から今の自分を俯瞰している
脳内イメージがやってきて。
気分の落ち込みや少々の失敗も、
きっと宇宙から見たら些細なことで。
生きている限り、いつでも挽回ができるのだろうと思えて。
そんな小さな悩みに時間を割いているよりも、
今できること、
今ここを奇蹟と思い、今生を一瞬も無駄にはしない。
そういう気持ちがふわぁ~と溢れてきました。
落ち込んだり、楽しくなったり毎日気分の波が大きいけれど、
その波を観察する自分。落ち込みに対応して、
なんとか励ましている自分。
新しいチャレンジを準備している自分。
失敗をどうやって挽回しようかを考えている自分。
今日は一刻一刻いろいろな自分を見つめています。