「Chelseaより、こんにちは!」

Londonでの子育てや日々のいろいろ旅行などをつづっていこうと思います。

帰国して、歯の矯正の続き

ロンドンでインヴィザラインの歯の矯正をしていたのですが、最後の固定の段階でロックダウンがスタートし、そのまま夫も会社から帰国指示が出て、コロナの真っ最中に東京に帰国しました。


帰国した際は、日本もロックダウンというか、まず2週間自宅で自己隔離をせねばなりませんでした。日本での生活再建をしなければならないのに、家具も何もない部屋で、暖房と冷蔵庫が来るまで、毛布にくるまってお弁当を食べる日が3日ほど続きました。避難所生活のようだったし、羽田に着陸後空港を出た時には12時間が経過していたし、飲食店はやっていないし、子供にも相当な負担がかかりました。

夫の会社には、緊急事態下で家族を伴う異動を凍結か延期して欲しかった。

このコロナ下、夫もですが妻や家族のフォローは一切ありませんでした。異動が半年前に決まっていたとしても、変更を含む柔軟な対応の必要があります。特に会社内のonline化等でフォローができないなら、なおさら人事異動なんて意味のないものは一旦中止して欲しかった。


東芝は全駐在員の出国を禁止して、従業員の移動を抑え、日本でのウィルス拡散も防ぐ対策を取りました。素晴らしい先手の対応だと思うし、というかそれが普通ですよね。日本の男性社会が決定することには、命の勘定やストレスへの配慮が全くないことに憤りを隠せませんでした。


そしてインヴィザラインの話ですが、2週間で交換するアライナーをロックダウン中3ヶ月以上続けてつけなければいけなかったので!!アライナーが少し変形というか緩んでいたし、前歯の隙間や戻りも確認できていました。


そこで矯正を再開するために、キレイラインという前歯の6本だけを矯正する歯科に行ってきました。


ここはインヴィザラインの3Dシステムを使って、日本人の歯科技師がマースピースを作成するという方法で作っているようです。


マウスピースの作り方も違っていて、インヴィザラインは、現状3Dデータから0.25mmずつ動かしたマースピースを3Dプリンターで作っていると思うんです。マウスピースに使われている樹脂が等高線や棚田のように、層になっていて、僅かに凹凸があるためアライナー自体の透明度が高くありません。


しかし綺麗ラインは、撮影した口腔内のデータを元に、0.5mm動かした石膏の歯形を作って、それにぴったりはまっているかたちでマースピースが提供されました。

インヴィザラインのように3Dプリンターで作ってるという感じではありませんでした。

つけた感じがインヴィザラインよりも透明度が高く、薄くて口腔内にどこにも違和感がない、優れたマウスピースでした。


でも上下6本しか動かせないので、歯の噛み合わせがどうなるのかは、わかりません。


私は少し余計なお金がかかっていますが、この2つの方法を組み合わせて結構いい感じで矯正を進めてこれたと思います。

インビザラインは、歯のひねりや、高さを調節したい時に、歯に小さなアタッチメントと呼ばれる突起をつけるので、そこに最適な力が加わり、上下左右に歯を動かしていけます。一方綺麗ラインは、突起がないので、歯を上下に出せないし、ねじれてる歯を回転させるといった移動のさせ方は苦手だそうです。


なので噛み合わせに問題がある方はインヴィザラインで進めていく方が良いと思います。

しっかりと歯全体をホールドしてくれて、奥歯の噛み合わせも最適化してくれるので、しっかりやりたい方はインヴィザラインがお

勧めとなります。



綺麗ラインは、

マースピース1組につき4万円ですが、1回に歯を移動させる最大値が0.5mm(4〜6w)ということで、0.25mm(2wごと)インヴィザラインの2倍です。ですので移動にかかる時間が少し長いですが、マースピースの枚数は少なくなるように設計された矯正システムになっています。